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2022.11.17

💖衛生看護科・戴帽式挙行💖

去る11月12日(土)、責任の重さを痛感しながら衛生看護科2年生にナースキャップをさしあげました。
本校は昭和41年(1966年)に准看護師課程、昭和55年(1980年)に看護師2年課程の専攻科を設置しています。
公私で400校を超える東京都においても【看護科】を有し看護教育を行っている高等学校は本校1校のみです。

衛生看護科や衛生看護専攻科の生徒たちが看護の途を目指した経緯はさまざまです。
人の役に立ちたい・誰かの健康に貢献したい・救急救命で働きたい・生命の誕生に立ち会いたい…。
家族が看護職者・入院した時のナースの優しさ・急病の家族に対応できなかった悔しさ・ドラマや漫画への憧れ…。
未知の感染症が流行し、医療現場が厳しい状況におかれる中でも志を曲げず入学試験に合格してスタートラインへ。
そして「知識・技術・態度」の看護の三要素を真剣に学習し一定基準に達した高校2年生の11月、ついに戴帽式です。

近年では看護職者がナースキャップを着用しなくなりましたので、上級学校では戴帽式自体が少なくなっています。
しかし16歳17歳という高校生にとって保護者にとって、儀礼的ではあるものの「戴帽式」の意義は大きいものです。
「純潔・高貴・博愛」の象徴である純白のナースキャップを戴くことで、看護の途を歩むという決意を新たにします。
キャンドルサービスによって、蝋燭を灯して傷ついた人々を看護したナイチンゲールの精神を継承していきます。
生徒は戴帽してキャンドルを灯しナイチンゲール誓詞を唱和し「高校生」から「看護学生」へと歩みを進めます。

いよいよ来週月曜日から病院での5週間に亘る基礎臨地実習が始まります。
看護の現場へ向かう緊張感と夢へと踏み出す感動を胸に、一生懸命頑張る若き看護学生をご支援下さい。

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