• 2018年09月1日 挨拶(あいさつ)について
  • 夏の思い出と共にまた一つお兄さん、お姉さんになった子ども達。なでしこ保育園では今日も「おはようございます」という元気な声が響いています。

    日頃、何気なく言っている挨拶ですが、お子様の中には恥ずかしかったり、その時の気分だったり、促しても言ってほしいその一言がなかなか出ないこともあり、困ってしまう保護者の方もいらっしゃると思います。そこで今回は挨拶についてお話したいと思います。

    挨拶の「挨」には心を開くという意味があり、「拶」にはその心に近づくという意味があるそうです。つまり挨拶とは「心を開いて相手に近づく」という事になります。挨拶は万国共通であり、人間関係をスタートさせる第一歩となり、大切なコミュニケーションであると言われています。では、上手に挨拶ができるようになるためにはどうすれば良いのでしょうか?

    挨拶をする事は一朝一夕に身につくものではありません。まずは家族間で元気に挨拶を交わす事から始めていきましょう。お子様が出来ないからと言って叱るのではなく、大人が積極的に挨拶をする様子を見せる事によって、それが習慣になる様にしていくと良いと思います。

    お子様が挨拶をする事で、心が通い合い嬉しい気分になる事を感じられる様に大人がサポートしていく事が大切です。決して強制するのではなく、まずは大人がどんな場面でも気持ち良く挨拶出来ているかを振り返ってみるのも良いと思います。

    お子様は保護者や周りの大人の様子を良く見ています。笑顔で挨拶をする事をお手本として見せることで、きっと興味を持って真似をしてくれるようになると思います。

    「こんにちは」「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとう(ございます)」「さようなら」「おやすみなさい」など、挨拶はする側もされる側もとても気持ちが良いものです。皆様も是非、試してみてはいかがでしょうか。      (保育士 中山)