• 2019年01月4日 「運動あそびについて」
  • あけましておめでとうございます。

    新たな年を迎え、ますます寒さが厳しくなってまいりました。寒さに負けないお子さま達は戸外遊びを楽しみ元気いっぱいです。

    寒いと外で運動する機会が少なくなりがちですが、今回は思い切り体を動かす事の大切さ、運動あそびについてお話したいと思います。

    運動あそびをすることで何が育つのか、具体的に3つ挙げてみたいと思います。

     

    一つ目は「体の健やかな発育を促す」こと。体を動かす事で運動能力が向上し、バランス感覚を養い、筋力がつき、動きの質が上がります。そして、お腹が空いてご飯をよく食べられるようになり、心地よい疲労感によってよく眠れるなど、生活リズムを整え、体を作る大切な役割があります。また、汗をかくことで、汗腺が育ち体温調節ができるようになります。

     

    二つ目は「友達や異年齢の子ども達と関わり遊ぶことで、ルールを守り、コミュニケーションを取り合い、協調しながら過ごす中で社会性が育っていく」こと。自分の要求や感情だけでなく、相手の気持ちを考えながら話し合い、子ども達の世界で楽しみ、新しいルールや遊びを生みだし、どんどん遊びの幅が広がっていきます。

     

    三つ目は「遊びを通してチャレンジする楽しさを知り、安全・怪我の防止の判断力が育つ」こと。真剣に遊ぶ中で、時には競い合う事も、あきらめずに出来ないことに何度もトライすることも、お子さまの心身の成長に必要だと思います。

     

    なでしこ保育園では、愛国学園の広い校庭で、マラソンや鬼ごっこ、縄跳び競争、ドッチボールやフラフープの電車ごっこなど、運動遊びやお友だちとの関わりが持てる遊びを多く取り入れております。今の時期は、羽根つきやたこあげなどもお子さま達に大人気です。

    ご家庭ではなかなか戸外は難しいという方でも、お部屋で楽しめる運動あそびがあります。

    例えば、大人にお子さまが自分の力だけで抱きついて、どのくらいの時間我慢できるのかをやってみたり、大人が足を伸ばして座り、お子さまと向かい合って手を繋ぎ足を開け閉めする間をお子さまが跳ぶなど、簡単な遊びでも運動ができ、またスキンシップにもなります。

    寒い冬ですが、運動あそびを通して、お子さまとの関わりを楽しんでみて下さい。       (今年採用新人保育士 三代川)