• 2023年11月16日 「睡眠について」
  • 少しずつ涼しくなってきて布団から出るのが辛くなり、このまま眠っていたいと思う季節が近づいてきましたね。今回は、その睡眠についてお話したいと思います。

    なでしこ保育園では月齢によって前後はありますが、だいたい13時前後から15時前までが昼寝の時間となっています。

    月齢の小さいクラスでは、お子さんの昨夜の睡眠時間など体調に合わせて午前中眠ることもあります。

    お子さんの成長にとって、とても大切だとされている睡眠ですが3つの役割があります。

     

    まず1つ目は、「記憶を整理する」です。睡眠には眠りの浅いノンレム睡眠と眠りの深いレム睡眠とありますが、ノンレム睡眠の間に不要な情報を削除し、レム睡眠の間に必要な情報を脳に固定しているとされています。これを繰り返すことにより以前までに記憶されていた情報と結び付け、より記憶が固定されやすくなります。

     

    2つ目は「脳や心身を休ませる」です。

    激しい運動をしていなくても、普段の生活を送るだけで脳や身体は疲れているので休息が必要です。ノンレム睡眠の間に脳と身体が休息モードになり、レム睡眠の間に1日の情報や活動を脳が整理し、その後眠りが深くなり効率的に脳と身体を休められるようになります。脳と身体がしっかり休まった状態で新たな1日をスタートすることにより、気持ちも身体もスッキリと1日を送ることが出来ます。

     

    3つ目は「脳や心身を発達させる」です。睡眠は子どもの脳や心身の発達にとって大きな影響を与えます。睡眠中に脳から成長ホルモンが分泌され、子どもの脳の機能を正常にはたらかせ、発達させるために欠かせないホルモンです。また、成長ホルモンが分泌されることで骨、筋肉など体にも良い影響があります。

     

    未就学児に最適な睡眠時間は10時間以上、1~3歳児は11~12時間、3~6歳児は10~11時間が理想とされています。また、ただ睡眠をとるだけでなく、眠りの質も重要で、スマホやゲーム画面が発するブルーライトは脳を覚醒させてしまうので寝る1時間前には見ないようにすると良いと言われています。また、入浴をして体をしっかり温めると深い眠りにつきやすく、さらに寝る1~3時間前に入浴すると効果的とされています。

     

    その他には、オルゴールなど眠りを誘う音楽を流したり、絵本の読み聞かせを行い眠りやすい環境を作るのも大切です。なでしこ保育園では、音楽を流したり読み聞かせを行うほかに個々に合わせて寝かしつけを行っています。例えば、パジャマをパタパタさせて風を送るようにするのが好きなお子さんや、背中を撫でながらトントンするのが好きですぐに寝てしまうお子さんなどいます。

     

    大人にとっても大切な睡眠。日々忙しいなかではありますが、お子さんと共に質の良い睡眠をとり新たな1日をスッキリした気持ちと身体で迎えましょう!    (保育士 大森)