• 2023年08月16日 「水遊び」
  • 気持ち良く晴れ渡った青空に照りつけるような陽射し、まだまだ暑い夏が続きます。

    今回は暑い夏を少し涼しくしてくれる水遊びについてです。

    水遊びは、池や川原といった水辺や、プール・海水浴などダイナミックに全身で遊べるものから、自宅でビニールプールやお風呂、バケツなどに水を溜めて水鉄砲やジョウロ、水風船などで水に触れて水の不思議さや面白さなど感じじっくりと遊ぶものもあります。

    いずれも水遊びを通して五感(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)の刺激やバランス感覚、身体能力などが養われます。水遊びによってお子さまの五感を刺激し手や足、目や耳など体全体で水と触れあうことで様々な感覚が磨かれます。

    ・水に反射する光を見てきれいと感じること(視覚)

    ・水の匂いを嗅いでみること(嗅覚)

    ・水が流れる音を聴くこと(聴覚)

    ・プールや川などに入った時の水の冷たさや気持ち良さを肌で感じること(触覚)

    ・海に行ったときに海水がしょっぱいと感じる事こと(味覚)

    上記は一例ですが、子どもは水と触れあうという体験を通して楽しさや心地よさ・不思議さなどを感じていき、色々な感情を持つことで感性が磨かれ想像力や共感力も高まっていくと思います。

    次にご家庭でも遊べる水遊びをご紹介します。

    水鉄砲は、大人と一緒に紙に絵を描いたり色を塗ったりして的を作り、的を目掛けて打つのを楽しめます。

    水風船遊びは、浴槽やバケツなどに沢山入れ、カラフルな色を楽しんだり、集める色を決めて親子で集めたり、どちらが多く集められるか競ったりすると楽しいと思います。

    その他にビニール袋に数カ所穴を開けて水を入れシャワーにしてみたり、牛乳パック等で自分なりに工夫した船を作って浮かべてみるのも楽しいですね。

    浴槽での水遊びは、ビニールプールを膨らます手間や後片付けが簡単なので便利です。注意点はお風呂場ですので滑りやすいことやお子さまは少しの水でもおぼれる事がありますので、大人が目を離さないようにしましょう。お子さまと一緒に水の不思議を一緒に体感したり共感したりしながら、水遊びを楽しみ、暑い夏を乗り切りましょう!

    (保育士 佐藤楓)