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2023.01.01

🐇新年おめでとうございます🐇

あけましておめでとうございます。
旧年中は愛国学園へのご支援をいただき、感謝申し上げます。
令和5年は卯年、新年の街はかわいい🐰うさぎさん🐰でいっぱいです。

8月を除く毎月発行している大判10面の愛国新聞は、今月で何と!836号を数えます。
中学高等学校が5ページ、大学・短期大学・保育専門学校・龍ケ崎校・四街道校が各1ページ。
一年間に11号・10年でも110号、休刊のない836号は編集に携わる先生方の努力の結晶です。

毎年1月号に新年のご挨拶を寄稿していますが、例年その年の干支のお話も取り入れています。
今年は中国の故事成語から「兎走烏飛(とそううひ)」もしくは「烏飛兎走(うひとそう)」にしました。
これは月日の流れが早く時が慌ただしく過ぎていく様子を、兎(ウサギ)と烏(カラス)に喩えた言葉です。

日本で月にはウサギが棲んでいると言われますが、これはインド・中国や東アジアの神話にも見られます。
また、古代中国の文献には金色に輝く大きな三本足のカラス・金烏(きんう)が太陽の象徴として記されています。
年末に翌日の予定を気にしながら深夜にサッカーワールドカップを応援なさっていた方々はご存じかと思います。
日本代表ユニフォームの左胸のエンブレムには精悍な三本足のカラス・神話の八咫烏(ヤタガラス)が描かれています。
3本目の足でサッカーボール(太陽や日の丸も象徴)をガッチリと掴んでいますが、ハンドではなくキープのようです。

何れにしても、日本の神話や伝承の基になったと思われる古代中国の伝説では「兎=月」で「烏=太陽」でした。
太陽(昼)はカラスのように飛び去り、月(夜)はウサギのごとく駆け抜ける…一日はあっという間に過ぎて行きます。

うさぎは元気にぴょんぴょんぴょんと跳ねるので「躍進」「成長」「向上」の卯年と言われます。
縁起の良い令和5年も時間を大切にして実り多い一年にしましょうね、と思う年の初めです。

今年もよろしくお願い申し上げます。

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