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2021.09.19

🌞大越飲料商会・柴又ラムネ🌞

9月第3週末、18日・19日は「なでしこ祭(文化祭)」が予定されていました。
このような状況なので残念ながら今年は中止とし、後日文化部発表会を企画しています。
昨日は台風の影響で大雨、今日は温帯低気圧一過の真夏のような晴天が広がる静かな一日です。

文化祭はクラブ発表・4学科と上級学校の研究発表・立候補クラスの「お化け屋敷」やパフォーマンスなど、盛り沢山。
また、運動部は日ごろの応援に感謝して校庭や教室での夏祭り系アトラクションで来場の皆様を元気に歓迎します。
テント3張りに広げた懐かしい駄菓子やビニールプールに氷柱のジュース販売も大人気で、特にラムネは最高です!

学校から(京成の踏切が閉まらなければ)車で10分弱、新柴又駅の近くに東京都で唯一の瓶ラムネ製造所があります。
昭和38年(1963年)創業の大越飲料商会さんは柴又で約60年の老舗、テレビや雑誌・ネット等でご存じかもしれません。
【飲み口までガラス製のラムネ瓶】は製造が修了しており、今の500本が寿命を迎えると姿を消してしまうそうです。
この貴重な瓶ラムネは、飲み終わった後で責任を持って回収・返却が可能な近隣のお得意様だけに納めて下さいます。

本校の「なでしこ祭」にも回収するガラス瓶で口に紙のシールで蓋をしたラムネを配達して下さっています。
紙をはがし、特殊なヌキ(栓抜き)でカシュッ!とするのですが、どうしてもシュワシュワと泡があふれます。
これは「もったいない!」と慌てて口をつけず、飲み口を炭酸水で洗っていると考えてもいいとのことです。
(もちろん学校でお客様に提供する際には新鮮な氷水から取り上げて清潔な布巾で拭いてお渡ししています)
ひんやりとした口あたり・カラカラと鳴る涼しげなB玉、賑やかなお祭り気分の中で心が癒されるひと時です。

画像はガラス瓶の中でも古い形の珍しいもので、緑色の他に背景の空のような色もあります。
どちらも大越さんがガラス瓶好きの私に下さったコレクション、大切にしています。

今各地で各地で売られているラムネは、すべてガラスではなく飲み口のところがプラスチックです。
一般的な【柴又ラムネ】も、ガラスの瓶・水色の飲み口に栓抜きが付属してフィルムに覆われています。
でも、やはりおいしい!そしてコツを習得しなければ気分よく飲めないところもまた楽しみの一つです。
下町必修の伝統芸、一発で決める栓抜き・上品かつ見事な飲みっぷり、女子校生もチャレンジして下さいね。

  

 

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