あいこく便り

第54回江戸川区総合防災訓練参加 衛生看護専攻科

本日、江戸川河川敷・京葉道路江戸川大橋上流において、第54回江戸川区防災訓練が行われました。

 

江戸川区の防災訓練は東京湾北部を震源とする大地震を想定したもので、都内はもとより全国的に見ても大規模なもので、

①ライフライン復旧活動 ②救出・救助活動  ③医療救護活動  ④炊き出し活動  ⑤大規模消火活動 などが行われ、

江戸川区・警察・消防・自衛隊・医師会など、多くの防災関係機関及び協力団体が協力して区民の安全を守ります。

 

本校は平成14年にはナースキャップに実習着で衛生看護科3年生が参加し、以来毎年貴重な経験をさせていただいています。

近年では看護師課程の必修科目である「災害看護」の実習も兼ねて衛生看護専攻科の1年生が医療活動に参加しています。

衛生看護専攻科は、愛国高等学校衛生看護科卒業の際に【准看護師資格】を取得して2年間で看護師となる生徒が中心です。

 

生徒は医師会の先生方や病院関係の方々の指示の下、協力してトリアージ(治療優先度の選別)に沿って救護活動を行い、

血圧測定などのバイタルサインの確認・応急処置・患者移送や後片付けまで、不慣れな中でもきびきびと活動していました。

スクールカラーのピンクのTシャツの生徒たちが本日の経験を活かし、有事の際に少しでもお役に立てればと思います。