生徒銀行祭

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 12月1日(火)、第72回 生徒銀行祭が開催されました。愛国学園には生徒銀行があります。昭和23年12月に、帝国銀行(現在の三井住友銀行)小岩支店が親銀行で「こども銀行」として開店しました。

 

 生徒銀行祭は、この伝統ある生徒銀行の設立をお祝いし、生徒が貯金・貯蓄に対する意識を新たにする日です。入学時、「種貯金」として百円が入金された通帳を一人ひとり頂き、それを元として生徒たちは日々の貯蓄に励み大きな花を咲かせようとしています。

 

 当日の朝、全校生徒は通帳と入金するお金を持って窓口に向かいます。そして、窓口にいる生徒に手渡します。銀行の運営や業務は、支店長が中心となって、高校3年生の商業科の生徒が行います。「課題研究」の授業として全校生徒の大切な貯金を預かるという責任を感じながら、伝票整理やPCを使ったデータ管理といった実際の「銀行」さながらの学習をします。今年の12月1日も日本銀行・東京都金融広報委員会や三井住友銀行からおいで頂いたご来賓の方にその様子をご視察頂きました。

 

 感染対策を施した記念講堂で行われた表彰式では、ご来賓の方からご祝辞を賜り、また預金成績優秀者(毎週2回・1回100円以上の貯金を100%達成 今年度も全校生徒が該当)などが表彰されました。また、「貯金の歌」を聴き、歌詞にある「思い思いの希望をのせ」お金(物)を大切にする思いを新たにしました。その後、ご来賓の先生による貯蓄に関する講演会が行われ、70年以上の伝統と歴史、そして将来に向けて蓄えることの大切さに思い馳せる有意義な時間となりました。

 

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 

 午後には、暗記した英語の長文を一人ひとりが発表をする「英語レシテーション大会」の決勝が行われました。予選を勝ち抜いてきた中学生3名高校生6名が、堂々と講堂の舞台で披露し、会場は大きな拍手に包まれました。