1月の学校行事

かるた大会

始業式翌日の1月9日(木)、昭和43年から恒例となっております「かるた大会」が行われました。畳の敷かれたトレーニングルームが試合会場となり、各クラスの代表選手が熱戦を繰り広げました。さらに中学校と高校の各学年一位となったクラスは、総合優勝を懸けて戦いました。試合も運命戦(自陣・敵陣ともに、残りの札が1枚ずつになった試合)にもつれ込むなど、白熱した戦いを繰り広げ、中学3年生の雪組が念願の総合優勝を飾りました。また、教室においてもクラス単位で各生徒がかるたの札を取り合い、全校生徒が日本古来の文化に親しむ時間となりました。

 

  

 

  

 

中学スキー教室

1月15日(水)~18日(土)、長野県 山田牧場のヤマボクワイルドスノーパークで中学スキー教室が行われました。朝学校をバスで出発した生徒たちは、旅館にて昼食を頂き、午後から早速ゲレンデに繰り出しました。初心者も経験者もレベルに合わせてインストラクターによる講習を受けながら果敢に挑戦し、上達していました。多くの生徒が初日からリフトに乗り、プルークボーゲンで雪山を滑ってくるなど、それぞれ楽しんでいたのではないかと思います。愛国中学に入学して初めてスキーを経験した3年生も、3年間でスムーズに滑走できるほどになりました。スキー教室では、永い間山田温泉にあります旅館「風景館」様にお世話になっています。毎日スキーから帰ると、温かいココアや楽しいお餅つきなど、心も身体も温まる素晴らしいおもてなしを頂きました。

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 

中国料理講習会

1月27日(月)、高校3年生家政科を対象とした中国料理講習会が行われました。講師として、現在赤坂四川飯店グループのオーナーシェフであり、テレビや雑誌などでも幅広く活躍されている 陳建一先生がお越しくださいました。当日、陳先生に有名な「陳麻婆豆腐」を目の前で調理して頂きました。それを試食させていただいた生徒達は、美味しいだけでなく、予想以上の辛さに驚きの表情を浮かべていました。また陳先生の手ほどきのもと「奶油蝦仁(エビのミルク炒め)」、「宮保鶏丁(鶏肉とカシューナッツの唐辛子炒め)」「紅油炒手(茹でワンタン胡麻辛子ソース)」の調理技術を実践しました。数年来、陳先生にはお忙しい中ご来校頂いています。
高校3年生家政科にとっては、高校生活最後の講習会であり、また直前に控えた卒業制作に向けて、より一層意識が高まる時間となりました。

 

  

  

 

 

テーブルマナー

1月28日(火)、高校3年生を対象としたテーブルマナー講習が行われました。現地に集合した生徒は東京国立博物館を見学したのち、上野精養軒へ向かいました。講師の外商部 灰賀孝司様のもと、生徒達は西洋料理のフルコースを頂きながら、食器類を扱う方法や料理の食べ方など、社会人として活用できる食事のマナーを学びました。精養軒のスタッフの方々は、カトラリーの種類を始め、ナプキンをテーブルごとに工夫して並べてくださいました。生徒達は今まであまり見たことのない景色に、喜びと緊張の表情を浮かべながら着席していました。映像や書物では分からないことが沢山あるなかで、「大人」を意識した振る舞いを学ぶ生徒達は、少し恥ずかしそうにしながらも実践しました。
この行事は、高校3年生にとっては最後の特別教育活動であり、有意義な時間となりました。